【コラム】どうなる来季の背番号
もうすぐ優勝も決まりそうということで、つまりシーズンももう終盤。
オフシーズンになれば選手の引退や移籍などで騒がしくなります。
それにともなって、わりと忘れられがちだけど重要なのが背番号の変更。
ドラフトで新しく入ってくる選手にあげる番号も大事ですし、今まで大きな番号で頑張っていた選手が力を付けて若い番号を手に入れるというのも感動的な一場面になりますよね。
今回はそんな背番号について考えてみたいと思います。
鈴木誠也に1番は継承されるのか
まず鈴木誠也。
今オフに背番号1が彼に受け継がれることはほぼ間違いないと見ていたんですが、ケガしちゃいましたからね……。
4番で出場し続けてハイアベレージと100打点をクリアした場合、ホームランもすでに26本打ってますし、この数字で優勝に貢献すれば、もう誰も彼に1を渡すことに異論はないはずだったんです。
年俸の大幅アップはすでに間違いないところですけど、背番号はどうなるでしょう。
個人的には今オフから1をつけてもらって全然構わないと思っていますが、優勝決定時およびポストシーズンに不在というのがかなりマイナスイメージなので、正直どうなるか分かりません。
松山竜平は5で決まり(だと思う)
今季大幅に存在感を増した選手と言えば、まずは松山ですね。
3年前から44を着けている松山ですが、「44」のイメージはやっぱり代打起用がメインの好打者という感じかなと。
スタメン起用も増え、特に誠也が抜けてからは4番に座って打ちまくっている松山。
もう「44」は似合わなくなってきています。
そこで、空いているいい番号はないかなと考えてみると、あるじゃないですか「5」が。
去年はルナ、今年はペーニャと助っ人の巧打者が着けている番号ですが、元々は町田や栗原など、生え抜きの強打者が担っていた番号です。
今季ろくに試合に出ていない&結果もさほど出ていないペーニャと来季契約を結ぶことは考えづらいですし、もはや5は空き番も同然。
ルナもペーニャも長年チームに不在だった「レギュラー三塁手」を期待して獲得した選手ですが、今年に関しては安部の成長のおかげで三塁手はほぼ固まりました。
となると余計にペーニャは必要なくなるわけです。
こういった状況から考えて、松山は今オフから背番号5に変わるんじゃないかとぼくは考えていますよ。
問題は安部をどうするか
そこで問題になるのが安部友裕です。
タナキクマルや野村祐輔といった同世代の選手たちからは一歩遅れてしまいましたが、ようやく今季レギュラーの座を獲得。
敗色濃厚の9回裏に逆転サヨナラホームランを放ち、念願だった「覇気Tシャツ」も販売されるなど、派手な活躍も目立つようになってきました。
こうなってくると、いつまでも彼に「60」を着けさせているわけにはいきません。
かといって、ちょうどいい空き番もないっていう……。
いや待てよ。
堂林翔太は今オフ、どうなる?
野村謙二郎政権の頃からぼくも個人的に大いに期待を寄せ続けてきた堂林ですが、背水の陣で臨んだ今シーズンも、ファームでは大活躍してくれましたが一軍では正直イマイチでした。
まだこれから残りシーズンやポストシーズンで(起用されればの話ですけど)突然覚醒するとかいう可能性も残っているのでアレですけど、今季結果を残せなかった堂林はかなりまずい立場にいると思います。
良くて背番号変更、悪ければトレード、最悪の場合は戦力外なんていう可能性もあります。
つまり来季も堂林がカープの7番を着けている可能性は、実は結構低いんじゃないかと。
そうなると当然、7を受け継ぐのは安部以外に考えられませんよね。
入団当時菊池が欲しがってたような記憶もありますが。
そして梵英心は
今季ここまで一度も一軍登録されていない梵英心。
あまり考えたくはありませんが、そろそろ「引退」の文字が彼の脳裏を駆け巡っていたとしても不思議ではないです。
個人的にはもう一花咲かせてほしいし、せめて1000安打は達成してほしいと強く思っていますが(残りわずか10本)。
去年の優勝決定後に一軍登録されて何試合か出ましたけど、結局無安打でしたしね。
もし梵が引退なんてことになったらぼくは泣きますが、同時に「6」が空き番になるということでもあります。
安部にはむしろ7より6のほうが似合うかもしれませんね。
それに球団としては既定路線的には「いつか野間に7番を」と思っているかもしれません。
※全て憶測です
言うまでもありませんが、ここまでの記事は全てぼくの単なる憶測です。
こういう話するのって楽しいですよねー。